何年も続けて夢を見ていた日にゃ、火星の芝居が初まらぬうちに、俺の方が腹を減らして目出度《めでたく》大団円になるじゃないか、俺だって青い壁の涯《はて》まで見たかったんだが、そのうちに目が覚めたから夢も覚めたんだ』
底本:「石川啄木集(下)」新潮文庫、新潮社
1950(昭和25)年7月15日発行
1970(昭和45)年6月15日25刷改版
1991(平成3)年3月5日48刷
底本の親本:「啄木全集」筑摩書房
1967(昭和42)年〜1968(昭和43)年
入力:番 裕子
校正:鈴木厚司
2004年8月11日作成
青空文庫作成ファイル:
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