の世界の新発見でありました。
桜の花の気持は、画家老鉄のやうな態度を持つた人で、初めてよく味はれますし、老鉄の抱いてゐたやうな心持は、この花の姿でおもしろく表現出来てゐると思ひます。
底本:「日本の名随筆65 桜」作品社
1988(昭和63)年3月25日第1刷発行
1996(平成8)年3月30日第12刷発行
底本の親本:「大地讃頌」創元社
1929(昭和4)年6月発行
入力:門田裕志
校正:大野 晋
2004年11月4日作成
青空文庫作成ファイル:
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