か。しかりしこうして余は断じていわん。君がこの論を吐く徒論にあらず。君がこの文を作る徒文にあらず。天下の志士汲々これを読む徒読にあらず。これ天下大勢のしからしむるゆえんなり。ああこれ天下の大勢今すでにここに至れるなり。
明治二十年二月
[#地から1字上げ]西京 新島襄
底本:「日本の名著 40」中央公論社
1971(昭和46)年8月10日初版発行
1982(昭和57)年2月25日3版発行
底本の親本:「将来の日本」経済雑誌社
1887(明治20)年第3版
初出:「将来の日本」経済雑誌社
1887(明治20)年第3版
入力:田部井 荘舟
校正:門田裕志、小林繁雄
2009年4月1日作成
青空文庫作成ファイル:
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