行った宮部京子主演の『東京哀歌』で、ステッキガールになった少女がいたろう」
「あっ! そうか、道理で、どこかで見たことがあると思ったんだ。それじゃアなんだな、あのこの間殺された宮部京子と同じ三映キネマの女優だったんだな。うーむ」
と、津村は唸《うな》った。
底本:「「探偵クラブ」傑作選 幻の探偵雑誌8」光文社文庫、光文社
2001(平成13)年12月20日初版1刷発行
初出:「探偵クラブ」
1933(昭和8)年3月号
入力:川山隆
校正:noriko saito
2008年4月8日作成
青空文庫作成ファイル:
このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。
前へ 終わり
全3ページ中3ページ目
小説の先頭へ
文字数選び直し
佐左木 俊郎 の一覧に戻る
作家の選択に戻る
◆作家・作品検索◆
トップページ
登録
ご利用方法
ログイン
携帯用掲示板レンタル
携帯キャッシング