ならば、則ち此の學脈《がくみやく》と背馳《はいち》す。
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五三 自彊不[#レ]息時候、心地光光明明、有[#二]何妄念游思[#一]、有[#二]何嬰累※[#「罘」の「不」に代えて「圭」、第4水準2−84−77]想[#一]。
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〔譯〕自ら彊《つと》めて息《や》まざる時候《じこう》は、心地《しんち》光光明明《くわう/\めい/\》にして、何の妄念《ばうねん》游思《ゆうし》有らん、何の嬰累《えいるゐ》※[#「罘」の「不」に代えて「圭」、第4水準2−84−77]想《けさう》有らん。
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〔評〕三條公の筑前に在る、或る人其の旅況《りよきやう》の無聊《むれう》を察《さつ》して美女を進む、公之を卻《しりぞ》く。某氏|宴《えん》を開《ひら》いて女|樂《がく》を設《まう》く、公|怫《ふつ》然として去れり。
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五四 提[#二]一燈[#一]、行[#二]暗夜[#一]。勿[#レ]憂[#二]暗夜[
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