しいと、だ、だ、誰が言ったんだ! そ、それを、い、い、いまさら、だましやがって! き、貴様達士なんぞ、人間じゃねえ、に、人間じゃねえ!
水木 黙れ! 黙らぬか! 加多っ! (抜刀、斬り下ろす)
加多 (これも抜刀するが、斬り下ろしかねながら)仙太、どうか死んでくれ!
仙太 (刀を振廻すが、手負いのため、相手には届かぬ、喚く)し、し、死んでくれと? 畜生! 死にたくねえと誰が言ったっ! 皆で一緒にと、あれほど言った、うぬ等の舌の根がまだ乾かねえのに! い、い、い、や、こんな、こんな、こんな目にあっては、死に、たくねえ。だましやがったっ! だましたんだっ! 畜生! 助けてくれーっ! 助けてくれーっ! チ、チ、チ(水木は殆ど気が狂ったようになって、メチャメチャに刀を振って、助けてくれ! とわめく仙太郎をズタズタに斬る。しかし、すっかりあがっているので、いくら斬ってもきまらぬ。仙太郎、刀を振廻しつつ、いざりながら狂い廻る)犬畜生! 士なんぞ、士なんぞ、う、うぬ等の都合さえよければ、ほかの者はどうでもいいのだっ! ご、ご、御一新だと! 阿呆っ! うぬ等がいい目を見たいための、うぬ等が出世したいた
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