には死ぬ人間だ。
仙太 (青くなり、何かをハッと悟り)そ、そ、それじゃ加多さん! (詰め寄って加多の襟を掴む)何か、あの、四、五日前から町人百姓から出た者達で三人四人と見えなくなるのも……? すると、俺と一緒に来た寄場の者達十一人も、もしかすると、き、き、斬ったのか?
加多 (仙太に首を持って揺り動かされても、反抗せずに、静かに)そうかも知れん。……多分そうであろう。……許してくれ、仙太郎。
仙太 許す、許さぬ、そ、そんなことじゃねえ! ケッ! お前さん、泣いているが、そ、そんなこれまで同志々々といっておきながら、そ、そんなアコギな法があるか! (極度に昂奮し、頭も混乱して、加多を突き離して、睨む)そ、そ、そんな自分勝手な法が――。それじゃ、俺をここへ呼んだのも、――読めた!
加多 ……(首うなだれて静かに)……だから国へ帰ってくれ。
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(丁度その時、突然右手より、ターンと烈しい小筒の音が響いて、弾が仙太郎の腰の辺に命中したらしい。アッと倒れかかって、その辺をキリキリ舞いをする)
[#ここで字下げ終わり]
仙太 た! ちっ! うぬ、畜生! 誰だっ!
加多 (びっく
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