し楽になりかけた頃に、東京の大震災に会った。その後少しよくなったと思うと、今度は戦災で家や、楽器や、その他とりかえしのつかない物も焼けてしまい、また一から出直すことになったが、私の人生は芸の旅で、命ある限り修業である。
これからも若い者に劣らないように、勉強したいと張り切っている。
底本:「心の調べ」河出書房新社
2006(平成18)年8月30日初版発行
初出:「古巣の梅」雄鶏社
1949(昭和24)年10月5日
入力:貝波明美
校正:小林繁雄
2007年8月13日作成
青空文庫作成ファイル:
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