めには、あなた方のうちの或る方は、絲の紡ぎ方、梳き方、紡車の使ひ方に熟達しなければならぬ。これは斷間のない勞働である。あなた方は絲紡ぎを生活の手段とは考へないであらう。然し、中流階級にとつては、それは家族の收入の補ひとなり、極く貧しい婦人にとつては、それは疑ひもなく生活の手段となるのである。紡車は、嘗つてそれが寡婦の好伴侶であつたやうにならなければならぬ。けれども、この文章を讀まれるあなた方にとつては、それは義務として、ダールマ(信仰)として置かれるのだ。若し富める印度の婦人たちが毎日幾らかづつ絲紡ぎをするならば、絲の値は安くなり、必要な精巧品も速かに供給されるやうになるだらう。
かやうに印度の經濟上及び精神上の救ひは、主としてあなた方の双肩にかかつてゐるのである。[#「ゐるのである。」は底本では「ゐるのである」]印度の將來はあなた方の膝の上に横はつてゐる。何となれば、あなた方は未來の國民を養育される方だからである。あなた方は印度の子供を純朴で、神を怖るる、勇敢な男女に育て上げることも出來るし、又彼等を甘やかして、人生の荒波を乘切ることの出來ない、外國の美服を※[#「纏」の「广」に代
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