珠を打ち振り木魚を叩いて怒っているであろう。
隠元禅師がもって来たと称する本当のインゲンマメは Dolichos Lablab L[#「L」は斜体]. という学名、Hyacinth Bean または Bonavist または Lablab という俗名のもので、これに白花品と紫花品とがあって共にインゲンマメと総称している。そしてその紫花のものを特にフジマメ、カキマメ(垣豆の意)、ツバクラマメ、ガンマメ、ナンキンマメ、ハッショウマメ、センゴクマメ、サイマメ、インゲンササゲ、トウマメといい、この漢名は鵲豆である。またその白花のものをヒラマメ(扁豆)、アジマメ、トウマメ、カキマメと呼び、その漢名は※[#「くさかんむり/(禾+編のつくり)」の「戸」に代えて「戸の旧字」、第4水準2−87−6]豆《ヘンズ》、一名白扁豆である。すなわちこれがまさに隠元禅師と関係のあるインゲンマメそのものであることを確かと承知しおくべきだ。
関西地方では多くこれを圃につくり、その莢を食用に供していて、普通にインゲンまたはインゲンマメと呼んでいる。
今日一般にいっているインゲンマメ、それは贋のインゲンマメは Pha
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