x那栗はその幹の様子、葉の様子も無論大体は似ているが、日本のクリとは異なって嫩い幹は滑かであり、葉の広いものはその幅およそ三寸五分もあり、初めは裏面も緑色だが、後にはそれが白色を呈する。つまり非常に細かい白毛が密布するのである。この私の庭の木は前年市中で生の甘栗を買い来って播種したものである。今日でも大きく成長を続けてはいるが、依然として一向に実が生らない。
 土佐に傍士栗《ボウシグリ》(私はこれを特にボウシアマクリと称える、何となれば別にボウシグリという名があるからだ)というのがつくられている。傍士駒市という人がセレクトした品種で実が大きい、すなわち支那栗の優品で、私はこの学名を Castanea mollissima Blume var. Booshiana Makino, var. nov. (Bur short−padicellate, large, subcompressed−globose, densely prickled, about 9 cm. across; involucre 4−valved, thick, pale−tomentose within; pric
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