ある者。(之を錘り石と呼ぶ)
(第四)質《しつ》の粗《あら》き丸石にして凹所《おうしよ》を有する者。(之を凹み石と呼ぶ)
(第五)皿《さら》或は箕《み》の如き形《かたち》にして長徑一尺許の者。(之を石皿と呼ぶ)
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●石棒
石棒に粗製のものと精製《せい/\》のものとの二|種《しゆ》有り、長さは共《とも》に二三尺の間を常《つね》とすれど、粗製《そせい》の方は太《ふと》くして精製《せい/\》の方は細し。圖中上に畫《ゑが》きしは、第一種、下《しも》に畫きしは第二種の石棒《いしばう》なり。粗製石棒《そせいいしばう》には兩端に玉《たま》無きもの、一端に玉《たま》有るもの、兩端に玉有るものの別《べつ》有れど、精製《せい/\》石棒は兩端に玉有るを以《もつ》て定則《じやうそく》と爲すが如し。精製石棒《せい/\いしばう》の玉の部には徃々|美麗《びれい》なる彫刻を施《ほどこ》せしもの有《あ》り。石棒なるものは抑|何《なん》の用に供《きやう》せしものか、諸説《しよせつ》有りと雖も何れも堅固《けんご》なる根據《こんきよ》を有せず。余は只粗製石棒中の或《あ》る者はメキシコに於《お》
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