は立派である
配列よく、位置よく、
おどろくべきは
動乱と激動の渦中にあつて
自由詩を軽蔑なさる、
そして新律格、新韻律の詩型とやらを
つくると宣言する、
私は諸君のやうに
詩と散文の雑種ではない、
私は自由詩の純粋種だ
つまりウラルの狼の直系さ
詩型の秩序と韻の反覆は
当分あなたにおまかせしよう、
底本:「新版・小熊秀雄全集第2巻」創樹社
1990(平成2)年12月15日第1刷
入力:八巻美恵
校正:浜野智
1998年9月1日公開
1999年8月28日修正
青空文庫作成ファイル:
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