ているようでもある。藤波は平身低頭して引きとめたが、顎十郎は袖をはらって、本郷真砂町の宿から飄々と出て行ってしまった。
底本:「久生十蘭全集 4[#「4」はローマ数字、1−13−24]」三一書房
1970(昭和45)年3月31日第1版第1刷発行
入力:tatsuki
校正:門田裕志、小林繁雄
2007年12月11日作成
青空文庫作成ファイル:
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