、(P)、(K)……を購い、後者はこれらを売り、この買われる生産用役の量と売られるそれとは等価値ではあるが等量ではないと仮定し、この仮定の下に、企業者が利益も得なければ損失も受けないような Ωa[#「a」は下付き小文字], Ωb[#「b」は下付き小文字], Ωc[#「c」は下付き小文字], Ωd[#「d」は下付き小文字] ……を決定しよう。次に、企業者が購う用役と消費者が売る用役とは等価値であると同時に等量であると仮定し、この仮定の下に用役の有効需要と供給とが均等となるような p't[#「t」は下付き小文字], p'p[#「p」は下付き小文字], p'k[#「k」は下付き小文字] ……を決定しよう。この場合に一見して明らかであるように、この研究方法は価値尺度財までも捨象していないにしても、少くとも貨幣を捨象している。
 ここで、私共の与件と条件となっているもののうちでは、狭義の資本が現物のまま貸し付けられると仮定せられていることを注意するのは、無意義ではあるまい。しかし既に説明したように(第一九〇節)、資本家はその資本を貯蓄によって形成するから、実際においては、資本は貨幣で賃貸せられる。
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