達は、不完全な方法と用語とを用いたとはいえ、交換問題の深い研究を遂げた。少くとも確かに、稀少性の理論すなわち彼らのいわゆる限界利用[#「限界利用」に傍点]の理論に経済学者の注意を強く促すのに成功している。今やこの理論は経済学の中に現われて、最も光輝ある未来を予想せられている。私は、この理論から、価値尺度財で表わした商品の価格決定の抽象的理論を導き出した。私は、(一)生産物の価格と土地収入、人的収入、動産収入の同時的決定の理論、(二)純収入率の決定の理論、土地資本、人的資本、動産資本の価格決定の理論、(三)貨幣で表わした価格決定の理論を導き出そうと思う。これらの理論はいずれも抽象的ではあるが、互に関連しているから、組織的な綜合をすれば、現実の説明となり得るであろう(三)[#「(三)」は行右小書き]。
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註一 特に第三章四一頁、第十六章二三四頁、第十八章二七九頁参照。
註二 〔Etudes d'e'conomie sociale. The'orie de la proprie'te'〕, §4 参照。
註三 すべての誤解を避けるため、私は繰り返してい
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