保留しないからである。これらの条件の下においては購買曲線は極めて著しい性質をもつ。それは存在する全量の函数としての価格曲線[#「価格曲線」に傍点]となる。けだしこの曲線の横坐標は縦坐標によって表わされる存在の全量の函数としてのこの商品の価格を与えるからである。
一五四 (B)を介在せしめ、pb[#「b」は下付き小文字] を決定するために、(A)、(C)、(D)……の間に当初の均衡が成立したと仮定する代りに、(C)を介在せしめ、pc[#「c」は下付き小文字] を決定するために、当初の均衡が(A)、(B)、(D)……の間に成立したと仮定し、または(D)を介在せしめ、pd[#「d」は下付き小文字] を決定するために、当初の均衡が(A)、(B)、(C)……の間に成立したと仮定することも出来よう。従って、各商品はそれぞれの購買曲線をもつものと考え得られ、かつこの曲線は、もし供給を存在の全量に等しいと想像し、かつ大数法則に基いて、前後の需要または供給が比例せねばならぬという条件をも捨象すれば、価格の曲線となる。購買曲線と考えらるべきこの曲線の一般的方程式は D=F(p) となる。価格の曲線と考え
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