v方程式が得られる。
 ここで、部分的曲線 ad,1[#「d,1」は下付き小文字]ap,1[#「p,1」は下付き小文字] または部分的方程式
[#ここから4字下げ]
da[#「a」は下付き小文字]=fa,1[#「a,1」は下付き小文字](pa[#「a」は下付き小文字])
[#ここで字下げ終わり]
を初めとし、他の部分的曲線及び方程式が連続である[#「連続である」に傍点]こと、すなわち pa[#「a」は下付き小文字] の無限小の増加が da[#「a」は下付き小文字] の無限小の減少を生ぜしめることを、何ものも示していない。否反対に、これらの函数はしばしば不連続である。例えば燕麦についていえば、小麦の所有者の第一人は価格が騰貴するに従って、燕麦の需要を減ずるのではなく、たしかに、彼が畜舎に飼養する馬を減じようとするときに、断続的にその需要を減ずるのである。故に彼の部分的需要曲線は、実際においては、a 点を通る階段形の曲線の形(第一図)をとるのである。他のすべての人の曲線もいずれも同様である。しかし全部曲線 Ad[#「d」は下付き小文字]Ap[#「p」は下付き小文字](第二図)は、いわゆる大
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