地に於ては一である。地の子、土民は、幻影を追ふことを止めて地に着き地の真実に生きんことを希ふ。地の子、土民は、多く善く地を耕して人類の生活を豊かにせんことを希ふ。地の子、土民は、地の芸術に共鳴し共働して穢れざる美的生活を享楽せんことを希ふ。土民生活は真である、善である、美である。
底本:「石川三四郎著作集第二巻」青土社
1977(昭和52)年11月25日発行
初出:「社会主義」
1920(大正9)年12月号
入力:田中敬三
校正:松永正敏
2006年11月17日作成
青空文庫作成ファイル:
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