る。かくて貨幣が実際より[#「より」に傍点]価値多きものとなるならば、彼はより[#「より」に傍点]大なる価値を受取っても、彼はまたより[#「より」に傍点]大なる価値を租税に支払うこととなり、従って、利子の真実価値に対する全附加は、『地主及び勤労的階級』によって支払われるというのは、真実であり得ないのである。
 しかしながら、マルサス氏の全議論は弱い基礎に樹《た》てられている。すなわちそれは、国の総所得が減少するから、従って純所得もまた同一の比例で減少しなければならぬと仮定している。必要品の真実価値の下落ごとに、労働の労賃は下落し資本の利潤は騰貴する、――換言すれば、一定の年々の価値の中《うち》、労働階級に支払われる部分が少なければ、その資金でこの階級を雇傭する者に支払われる部分は大である、――ということを証明するのが、本書の目的の一つであった。特定製造業において生産される貨物の価値は一、〇〇〇|磅《ポンド》であり、そしてそれが労働者達は八〇〇|磅《ポンド》雇傭者は二〇〇|磅《ポンド》の比で両者の間に分割されると仮定しよう。もしもこの貨物の価値が九〇〇|磅《ポンド》に下落し、そして必要品
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