金で支払うという案が採用されるならば、この特権を地方銀行にまで拡張するかまたは英蘭《イングランド》銀行券を法貨とするかいずれかが必要であろうが、この後の場合には、地方銀行は、現在と同様に、要求される時にその銀行券を英蘭《イングランド》銀行券で支払わしめられるであろうから、地方銀行に関する法律には何らの変更もないであろう。
『転々する間に受けるにきまっている摩擦による量目の減少にギニイ貨を委ねないことによって生ずる節約、並びに運搬費の節約は、著しいであろう。しかし遥かに最大の利益は、少額の支払の関する限りにおいて、地方並びにロンドンの通貨の永久的供給が、はなはだ高価な媒介物たる金ではなく極めて低廉な媒介物たる紙でなされることから生じ、ひいては国をしてその額に当る資本の生産的使用によって取得され得べきすべての利潤を獲得するを得しめるであろう。ある特別の不利益がより[#「より」に傍点]低廉な媒介物の採用に伴生する傾向あることが指示され得ない限り、吾々は確かにかくも決定的な利益を拒否する権利はないはずである。』〕
通貨は、それが全然紙幣から成る時に、その最も完全な状態にあるのであるが、その紙
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