的下落は、おそらく永久的たり得ないことを、示さんと企てた。貨幣が部分的に下落すると言うのは、この意味において、すべての貨幣が高い価格にあると言うことである。しかし金及び銀が自由に最も低廉な市場において購買をなす間は、それは他国のより[#「より」に傍点]低廉な財貨を得るために輸出され、そしてその分量の減少は国内におけるその価値を増加せしめるであろう。貨物はその通常の水準に復帰し外国市場に適するものは以前の如くに輸出されるであろう。
 従って奨励金は思うにこの理由に基いては反対せられ得ないのである。
 しからばもし奨励金が他のすべての物に比して穀物の価値を騰貴せしめないならば、奨励金を支払うという不便以外には他のいかなる不便もそれに随伴しないであろうが、この不便は私は隠蔽しようとも過少評価しようとも欲しないのである。
(一〇八)スミス博士は曰く、『穀物の輸入に対する高い関税とその輸出にに対する奨励金を設けることによって、田舎紳士は製造業の行為を模倣したように見えた。』同一の手段によって、両者はその財貨の価値を引上げようと努めた。『彼らはおそらく、自然が穀物とほとんどすべての他の財貨との間に
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