彼をかように維持せざるを得ないのであるが、――維持するに足る分量の穀物を購買し得せしめるが如きものでなければならない。土地の粗生生産物の他のすべての部分の貨幣価格を左右することによって、それはほとんどすべての製造品の原料の貨幣価格を左右する。労働の貨幣価格を左右することによって、それは製造業技術と労働との貨幣価格を左右する。そして両者を左右することによって、それは完成製造品の貨幣価格を左右する。労働と[#「労働と」に傍点]、土地か労働かの生産物たるあらゆる物との貨幣価格は[#「土地か労働かの生産物たるあらゆる物との貨幣価格は」に傍点]、必然的に[#「必然的に」に傍点]、穀物の貨幣価格に比例して騰落しなければならない[#「穀物の貨幣価格に比例して騰落しなければならない」に傍点]。』
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(註)同一の意見をセイ氏は主張している。第二巻、三三五頁。
[#ここで字下げ終わり]
 このアダム・スミスの意見を、私は前に反駁せんと企てた。貨物の価格の騰貴を穀価の騰貴の必然的結果と考えることにおいて、彼はあたかも、この増加せる費用を支払い得べき他の基金は存在しな
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