念を構成せしめ、そして利子の発達史は、吾々に利潤の発達史を与えるであろう。』もしある長い時期に亘って市場利子率が正確に知られ得るならば、吾々は利潤の発達を測るかなりに正確な標準を得るはずである。
 しかしすべての国において誤れる政策観念から、国家は法定率以上を得るすべての人々に荷重なかつ破滅的な罰金を課して、公平自由なる市場率に干渉を加え来った。すべての国において、これらの法律はおそらく潜《くぐ》られているであろうが、しかし記録は、この点に関してほとんど何事も教えず、利子の市場率よりもはむしろその法定率を指示している。現時の戦争の間に、大蔵省証券及び海軍省証券割引率が極めて高く、ためにしばしばその購買者に、その貨幣に対し七、八%またはそれ以上の利率を与えた。政府は公債を六%以上の利子で募り、そして個人はしばしば間接に、貨幣の利子として一〇%以上のものを支払わざるを得なかったが、しかも同じ期間中に法定率は普《あまね》く五%であったのである。かくて固定的な法定率が市場率とかくも甚しく乖離し得ることを吾々が見出す以上、正確な知識を得るためには、固定的な法定率にはほとんど頼り得ぬものである。ア
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