巻、四五八頁。しかり、しかしいかにしてこの附加価値はそれに与えられるか? 第一に運送費を、第二に商人によってなされた資本の前貸に対する利潤を、生産費に附加することによって。その貨物の価値がより[#「より」に傍点]多くなるのは、あらゆる他の貨物がより[#「より」に傍点]多くの価値を有つに至ると同一の理由によるのであり、すなわちそれが消費者によって購買される前により[#「より」に傍点]多くの労働がその生産及び運送に投ぜられたが故に過ぎぬ。これは商業の持つ利益の一つとして挙げらるべきではない。この問題をより[#「より」に傍点]詳細に検討する時には、商業の有つ全利益は結局、それがより[#「より」に傍点]大なる価値ある物でなくより[#「より」に傍点]有用なる物をば獲得するの手段を与えることに、帰することが、見出されるであろう。
[#ここで字下げ終わり]
 長い平和の後の戦争の開始または長い戦争の後の平和の開始は、一般に貿易上に大きな困苦を惹起す。それは諸国のそれぞれの資本が以前に投ぜられていた職業の性質を大なる程度に変化せしめ、そして資本が新しい諸事情が最も有利ならしめた地位に落着きつつある期間
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