するかかるビウキャナン氏の意見は、私には、彼がこれと同様な租税すなわちパンに対する租税について述べた意見と正反対であるように思われる。『パンに対する租税は窮極的に、価格の騰貴によってではなく地代の減少によって支払われるであろう。』(編者註)もし麦芽に対する租税が麦酒《ビール》の価格を騰貴せしめるならば、パンに対する租税はパンの価格を騰貴せしめなければならぬはずである。
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(編者註)同上、三五五頁。
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 セイ氏の次の議論は、ビウキャナン氏のそれと同一の見解に基礎を置いている、『一片の土地が生産すべき葡萄酒または穀物の分量は、それに課せられる租税がどうであろうとも、引続きほとんど同一であろう。この租税は、その純生産物の、またはお好みならばその地代の、二分の一または四分の三をすら取り去るかもしれないが、しかもそれにもかかわらず、その土地はこの租税によって吸収されない二分の一または四分の一のために耕作されるであろう。地代すなわち地主の分前は、単に幾らかより[#「より」に傍点]低くなるに過ぎないであろう。このことの理由は、もし吾々が、仮定された場合に
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