るが、その理由は、彼らは引続き、一方は以前と同一の貨幣地代を、また他方は以前と同一の貨幣配当を、受取るであろうからである。しからば土地の生産物に対する租税は、次の如く作用するであろう。
[#ここから2字下げ、折り返して3字下げ]
第一、それは租税に等しい額だけ粗生生産物の価格を引上げ、従って各消費者の消費に比例して彼れの負担する所となるであろう。
第二、それは労働の労賃を引上げ、そして利潤を引下げるであろう。
[#ここで字下げ終わり]
 しからばかかる租税に対しては次の如き反対がなされ得よう。
[#ここから2字下げ、折り返して3字下げ]
第一、労働の労賃を引上げそして利潤を引下げることによって、それは不平等な租税であるが、それはけだし、それが農業者や商人や製造業者の所得には影響を及ぼし、そして地主や株主やその他の固定的所得を享受する者の所得を課税[#「税」は底本では「説」]されぬままにしておくからである、ということ。
第二、穀価の騰貴と労賃の騰貴との間にはかなりの時の隔りがあり、その間に労働者は多くの惨苦を経験するであろうということ。
第三、労賃の引上と利潤の引下とは蓄積の阻害であり
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