閨vに傍点]大なる分量の価値を与えるけれども、しかしこの控除は彼に常に七二〇|磅《ポンド》という同一額を残すように行われるからである。
 すべての場合において、七二〇|磅《ポンド》という同一額が労賃と利潤とに分割されなければならぬこともまた、わかるであろう。もし土地からの粗生生産物の価値がこの価値を超過するならば、その額が幾何《いくばく》であろうと、それは地代に属する。もし何ら超過がないならば、地代はないであろう。労賃または利潤が騰貴しようと下落しようと、この両者が与えられなければならない原本はこの七二〇|磅《ポンド》という額である。一方において利潤は労働者に絶対必要品を与えるに十分な額が残されないくらいにこの七二〇|磅《ポンド》の中の多くを吸収してしまうほど騰貴することは出来ない。他方において労賃は、この額のうち利潤には何物も残さないというほどに騰貴することは出来ない。
 かくて、あらゆる場合において、農業利潤並びに製造業利潤は、粗生生産物の価格の騰貴――もしそれが労賃の騰貴を伴うならば、――によって低下せしめられる(註)。もし農業者が、地代を支払った後彼れの手に残る穀物に対し何らの
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