明でない人物でも」に二重丸傍点]、人氣といふ魔力に擔がれると[#「人氣といふ魔力に擔がれると」に二重丸傍点]、豫期せざる仕合せに逢ふものらしい[#「豫期せざる仕合せに逢ふものらしい」に二重丸傍点]。
▲ソンなことはどうでも宜いとして、さて君はチヤムバーレーンに比較されて居るから、どうかチヤムバーレーンに劣らないやうに、緊かり市政を行つてもらひたいものだ。市政といへば小さいやうであるが[#「市政といへば小さいやうであるが」に傍点]、なか/\さうでない[#「なか/\さうでない」に傍点]。國務大臣の仕事にも劣らぬほどの難役であるのだ[#「國務大臣の仕事にも劣らぬほどの難役であるのだ」に傍点]。
▲チヤムバーレーンがバーミンガムの市長と爲つたのは未だ國會議員とならない前であつて、政治家としては經驗が甚だ少なかつたのである。しかし會社事業や何かで實務上の手腕が十分認められて居つたから、市民の信用を得て市長に選まれたのである。果して彼れは市民の希望に背なかつた[#「果して彼れは市民の希望に背なかつた」に傍点]。新たに大規模の公園を造くる[#「新たに大規模の公園を造くる」に傍点]、自由圖書館を建
前へ
次へ
全497ページ中395ページ目
小説の先頭へ
文字数選び直し
鳥谷部 春汀 の一覧に戻る
作家の選択に戻る
◆作家・作品検索◆
トップページ
登録
ご利用方法
ログイン
携帯用掲示板レンタル
携帯キャッシング