然たる超然内閣にも非ず」に傍点]、又政黨を基礎とするの内閣にも非ざる一種の間色内閣と爲りたるに於て[#「又政黨を基礎とするの内閣にも非ざる一種の間色内閣と爲りたるに於て」に傍点]、閣下と自由黨との關係は[#「閣下と自由黨との關係は」に傍点]、隨つて唯だ政略的關係若くは利益的關係たるに止まり[#「隨つて唯だ政略的關係若くは利益的關係たるに止まり」に傍点]、曾て主義政見の契點に依りて渾然融和したる事實を示すこと能はざるに至れり[#「曾て主義政見の契點に依りて渾然融和したる事實を示すこと能はざるに至れり」に傍点]、是れ閣下が政治上の過失を犯したる最初の起點に非ずして何ぞや[#「是れ閣下が政治上の過失を犯したる最初の起點に非ずして何ぞや」に傍点]。

      ※[#始め二重括弧、1−2−54]十七※[#終わり二重括弧、1−2−55]
 山縣相公閣下、閣下と自由黨との提携は、唯だ政略的關係若くは利益的關係に依りて成立したるを以て、閣下は自由黨を待つに眞の政府黨を待つの道を以てせずして、唯だ之れを操縱して盲從せしむることを努め、自由黨も亦閣下の内閣に對して眞の政府黨たる觀念なく、唯だ其の位地を
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