下の爲に※[#「りっしんべん+宛」、第3水準1−84−51]惜するの情も亦隨つて切なり」に白丸傍点]、之れを※[#「りっしんべん+宛」、第3水準1−84−51]惜するが故に[#「之れを※[#「りっしんべん+宛」、第3水準1−84−51]惜するが故に」に白丸傍点]、乃ち忠實に閣下に向て其の處決を勸告す[#「乃ち忠實に閣下に向て其の處決を勸告す」に白丸傍点]、是れ負傷したる閣下の晩節に對する唯一の臨床療法なればなり[#「是れ負傷したる閣下の晩節に對する唯一の臨床療法なればなり」に白丸傍点]。

      ※[#始め二重括弧、1−2−54]三※[#終わり二重括弧、1−2−55]
 山縣相公閣下、閣下にして若し初期議會以後の時代を領解し、曾て超然として政界の外に高踏したりとせよ、我輩は決して閣下の徳を頌するに吝ならじ、顧ふに閣下は前には軍制の改革家として[#「顧ふに閣下は前には軍制の改革家として」に傍点]、全國皆兵の主義を實行し[#「全國皆兵の主義を實行し」に傍点]、後には市町村制度の創意者として[#「後には市町村制度の創意者として」に傍点]、地方自治の基礎を確立したる人なり[#「地方自治の
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