し」に白丸傍点]※[#白ゴマ、1−3−29]進歩派の領袖大石正巳氏の如きは、侯の内閣を冷笑して、鎧袖一たび觸るれば忽ち倒る可しと[#「鎧袖一たび觸るれば忽ち倒る可しと」に傍点]いひたれども、啻に倒れざるのみならず[#「啻に倒れざるのみならず」に白丸傍点]、反つて之れを助くる[#「反つて之れを助くる」に白丸傍点]もの朝野に少なからざるは何ぞや[#「もの朝野に少なからざるは何ぞや」に二重丸傍点]※[#白ゴマ、1−3−29]蓋し侯は政治上の顯勢力を有せずと雖も[#「蓋し侯は政治上の顯勢力を有せずと雖も」に二重丸傍点]、尚ほ一種の潛勢力を有すればなり[#「尚ほ一種の潛勢力を有すればなり」に二重丸傍点]※[#白ゴマ、1−3−29]侯の現在の位地を知らむとするものは[#「侯の現在の位地を知らむとするものは」に二重丸傍点]、先づ此潛勢力を觀察せざる可からず[#「先づ此潛勢力を觀察せざる可からず」に二重丸傍点]。
品川子は、侯及び伊藤井上の三老を崇拜して長州の三尊と稱す※[#白ゴマ、1−3−29]若し子に向て三尊中の第一座たる人を指名せよと求めば、子は必ず山縣侯を指名せむ。是れ侯は三尊中最も大なる潛
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