えず其効果の如何を監視して、立憲政治の健全なる發達を助けむとするものゝ如し。曾て屡々議會に現はれたる大臣責任問題に關しては、公は君主的立憲制の本義を固執して[#「公は君主的立憲制の本義を固執して」に白丸傍点]、英國流の責任論を排斥するに餘力を遺さざりき[#「英國流の責任論を排斥するに餘力を遺さざりき」に白丸傍点]。何となれば日本の内閣は帝室内閣にして、大臣は天皇に對して補弼の責に任ずと憲法に明記したればなり。然れども公は帝室内閣を廣義に解釋し[#「然れども公は帝室内閣を廣義に解釋し」に白丸傍点]、原則としては[#「原則としては」に白丸傍点]、政黨をして天皇の大權を侵犯せしむるを許さずと雖も[#「政黨をして天皇の大權を侵犯せしむるを許さずと雖も」に白丸傍点]、日本臣民は均しく文武官に任ぜらるゝの權利を與へられ[#「日本臣民は均しく文武官に任ぜらるゝの權利を與へられ」に白丸傍点]、又文武官の任免は[#「又文武官の任免は」に白丸傍点]、大權の發動に屬するものたる以上は[#「大權の發動に屬するものたる以上は」に白丸傍点]、政黨を以て内閣を組織せしむるも[#「政黨を以て内閣を組織せしむるも」に白
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