辭令に嫻ひ談論に長ずるは相似たり」に白ゴマ傍点]※[#白ゴマ、1−3−29]莊重にして貴族的姿致あるは相似たり[#「莊重にして貴族的姿致あるは相似たり」に白ゴマ傍点]※[#白ゴマ、1−3−29]博覽多識にして思想富贍なるは亦相似たり[#「博覽多識にして思想富贍なるは亦相似たり」に白ゴマ傍点]※[#白ゴマ、1−3−29]然れども同中固より異質なくむばあらじ。
大隈伯の思想は經驗より結撰し來る[#「經驗より結撰し來る」に白丸傍点]※[#白ゴマ、1−3−29]故に其の開展するや歸納法の形式[#「歸納法の形式」に白丸傍点]を具ふ※[#白ゴマ、1−3−29]伊藤侯の思想は讀書より結撰し來る[#「讀書より結撰し來る」に白丸傍点]※[#白ゴマ、1−3−29]故に其の開展するや演繹法の形式[#「演繹法の形式」に白丸傍点]を具ふ※[#白ゴマ、1−3−29]大隈伯固より讀書を嗜む※[#白ゴマ、1−3−29]然れども抽象的理論よりも寧ろ具象的事實[#「具象的事實」に白丸傍点]を貴ぶ※[#白ゴマ、1−3−29]伊藤侯固より經驗を非認せざる可し※[#白ゴマ、1−3−29]然れども侯の得意とする所は寧ろ學理[#
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