P
 □1□
―――――
 □□□□

(2)

  □□□□
94―――― = 100
   □□□

註:――
1から9までの九種の數字をはめこむこと(9と4は既に使ひずみ)

(3)

       B□A
   _______
A□B)□□□C□□
    □□□B
   ―――――――
     □□BC
     □□□□
     ―――――
      □□□A
      □□C□
      ――――
         0

(4)

       A7□0A
   _________
□□□)1□□□□□□□
    1□□□
   ―――――――――
      □□□
      □□□
      ――――――
      100□
       9□□
      ――――――
        □□□□
        □□□□
        ――――
           0


        “虫喰ひ算”大會 第二十八會場

 だんだん會場の數が殘り少くなつて、あますところ僅かに三つ。せいぜい頑張つていただきます。第二十七階の選士がた。
 すつかり問題を片づけてしまうと、後はさびしくなつてやり切れまい。その後は一體どこに虫喰ひ算に似た智能的法悦を求めようかと歎かれる選士も――多分少からずあることと思ひます。敢へてさやうに察します。
 さういふ方は、初めからやり直してください。すると、意外にも蒸しかへし的な味は發見されず、やはり鮮新な虫喰ひ算問題として貴下を愕かすことでせう。

(1)

   AYM8P
 ×   ARZ
――――――――
   EGM6A
  YPMRK
 AYMKP
――――――――
 TRTMARA

(2)

     B09
  ______
AB)□0□□3
   3□□
   ―――――
     A□3
     A□3
     ―――
       0

(3)

     RSR
  ______
PR)MTVVR
   MVR
   ―――――
    KKV
    KMD
    ――――
     MVR
     MVR
     ―――
       0

[#第一段「  RSR」は底本では「RSR  」]

(4)

                  循環小數
       
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