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1M5)2TPAI
2I0
―――――
2PA
1M5
――――
111I
10N0
――――
MI
第四の鍵は、比較的楽であったから、あとはもういいだろうと安心すると、たいへんな間違いが起る。
ここで六段目と七段目の真中を見る。11[#「11」は縦中横]から 0N を引きMが残りとなっている。この関係を書き直すと N+M=11 となる。前にNは偶数と分かっているから、Mは奇数でなければならぬ。
奇数といっても、既に1と5とが決まりずみだから、Mは3、7、9のどれかであらねばならぬ。
ところがMについては、もう一つ制限がある。それは三段目のところで、除数の 1M5 に2をかけて 2I0 となっているが、Mは4か、4より小さい数でなければならぬ。なぜならMが5以上なら計算は二桁の数となり、三段目の左端は2とならずに3に変ってしまうからである。Mは4か、4よりも小さい数でなければならぬという条件を、前に導き出したMは3か7か9のどれかであるという条件に加えると、当然Mは3であるしかな
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