れわれの文学座に参加して、本格的俳優としての新しい出発を企図してゐることです。同氏の演技については、まだいろいろな観方はできるでせうが、私が演出者として初めて彼に接した印象から云へば、恐らく、彼の存在は、将来、日本現代演劇の大きな魅力となることを保証します。
底本:「岸田國士全集24」岩波書店
1991(平成3)年3月8日発行
初出:「文学座第1回試演 パンフレット」
1938(昭和13)年3月25日発行
※底本は、物を数える際や地名などに用いる「ヶ」(区点番号5−86)を、大振りにつくっています。
入力:tatsuki
校正:門田裕志、小林繁雄
2005年3月16日作成
青空文庫作成ファイル:
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