分の想像力に信頼しないで、それぞれの人物を、モデルによつて研究してほしい」と。
私は、人物が類型になることを一番恐れたからである。
この企図が、今度の上演で、どれだけの成果を生むか、今、私は予測し難いが、恐らく、俳優諸君の努力によつて、新劇の意義ある一面を開拓し得るのではないかと思つてゐる。(一九三二・五)
底本:「岸田國士全集21」岩波書店
1990(平成2)年7月9日発行
底本の親本:「現代演劇論」白水社
1936(昭和11)年11月20日発行
初出:「劇作 第一巻第三号」
1932(昭和7)年5月1日発行
入力:tatsuki
校正:門田裕志
2007年11月20日作成
青空文庫作成ファイル:
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