ることなく、よろしく持ち前の茶目気を発揮して、自由に空想の翼をひろげ、脱線と破綻を意に介せず、大いに即興的効果に信頼して、衒気なき表現慾の満足を試みるべきである。生るべくして生れ出た古代芸術の、かの悠々たる原始的魅力を想像し給へ。(一九二八・一〇)



底本:「岸田國士全集21」岩波書店
   1990(平成2)年7月9日発行
底本の親本:「時・処・人」人文書院
   1936(昭和11)年11月15日発行
初出:「悲劇喜劇 創刊号」
   1928(昭和3)年10月1日発行
入力:tatsuki
校正:門田裕志
2007年11月14日作成
青空文庫作成ファイル:
このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。
前へ 終わり
全2ページ中2ページ目


小説の先頭へ
文字数選び直し
岸田 国士 の一覧に戻る
作家の選択に戻る
◆作家・作品検索◆
トップページ 登録 ご利用方法 ログイン
携帯用掲示板レンタル
携帯キャッシング