する機会をさへ与へられない無名の劇作家が、此の舞台を唯一の発表機関として、初めて傑作を世に示すことができたら、どんなに愉快だらう。
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新劇の現状に失望して、当今、俳優たることを断念し、又は躊躇してゐる有為な青年男女が、此の舞台によつて、徐々にその天分を発揮し、輝やかしい未来に到達することができたら、どんなに幸せだらう。(岸田)
底本:「岸田國士全集20」岩波書店
1990(平成2)年3月8日発行
初出:「文芸時代 第三巻第十一号」
1926(大正15)年11月1日発行
入力:tatsuki
校正:門田裕志、小林繁雄
2005年10月6日作成
青空文庫作成ファイル:
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