換言すれば、表の構成に、またはそれから下し得ると思われる推論に、不正確が何もないと仮定して。今のところでは私は不正確はないと思う。
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『ビュフォンはその著作に若干の死亡表を挿入しているが、これは彼のつもりでは全人類に当てはめ得るものと考えらるべきものである1)[#「1)」は縦中横、行右小書き]。もし吾々が、一結婚当り子供四人という平均を、ビュフォンの死亡率推定に当てはめるならば、ヨオロッパの人口は、有力な増加傾向を有つことなく、数年にして絶滅するの危険に瀕している、と思われるであろう。それは、幾何級数において増加してはおらず、幾何級数において減少していることになろう。もし、各一結婚につき認められた四人の子供のうち二人が八歳一箇月以下で死亡するものとすれば、吾々が期待し得る極点は、新婚一を得るためには一人半が生残しなければならぬということ、または現在の結婚四は次代の結婚三を生じなければならぬということ、これである。これは久しからずしてヨオロッパの人口を皆無ならしめる減少率である。
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『1)[#「1)」は縦中横] Histoire Naturelle de l'Homme, tom. iv. p. 420. 12mo. 1752.
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『しかし本当のことは、双方の計算が誤っているのである。ビュフォンの表は、パリとその周辺の村落の記録簿から得られたものであり、一般に適用し得るものとは決して考え得ないものである。他の誤りの源泉は、本章でこれまで指摘してきたものである。
『産児の半数が八、九歳以下で死亡するのは、特殊な境遇におかれている不健康な都市や村に限られる。ヨオロッパ中の平均をとれば、啻に産児の半数以上が青春期以上まで生存するのみならず、更に各一結婚は遥かに四以上、思うに五以上の出生を産むことを、私はほとんど疑わない。人口を妨げる貧困は、出生数を減少するよりも有力に死亡数を増加する傾向のあるものである。
『年出生と年結婚の表から結婚まで生存する産児の比率に関して断定を下すことは、右に打樹てた原則に従ってそれが有用たり得る唯一の観点なのであるが、このことをなすに当っては、特別の注意を払わなければ大きな誤りに導く虞れのある一つの事情がある。
『移民が出ている地方教区においては、結婚まで生存する比率は過小に与えら
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