フ地方はまもなく彼らを養い得なくなるであろう、と述べている。またカランダア教区に関する報告では2)[#「2)」は縦中横、行右小書き]、筆者は、この地の村々や、同様の状態にある他の村々は、裸体の飢に瀕している多数の人民で充ち満ちており、彼らは家とパンを求めて続々と溢れ出ている、と云い、また、ある町または村の人口がその住民の産業を超過するに至る時には、常に、その瞬間からその土地は衰弱しなければならぬ、と云っている。
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 1)[#「1)」は縦中横] Parish of Lochalsh, County of Ross, vol. xi. p. 422.
 2)[#「2)」は縦中横] Vol. xi. p. 574.
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 急速な人口増加の傾向を極めてよく示す一例が、エルジン郡のデュウシル教区1)[#「1)」は縦中横、行右小書き]の記録簿に表われている。そして、重複の誤りは脱漏の誤りよりもおそらく少いのであるから、これは注意に価するように思われる。年出生の総人口に対する比率は一対一二であり、結婚のそれは一対五五、死亡のそれは同率である。出生の死亡に対する比率は七〇対一五、すなわち四・三分の二対一である。死亡の誤りは脱漏の側にあるように思われるから、吾々は死亡数に関して若干の不正確を想定してよかろうが、しかし総人口の三分の一に上る極めて異常な年出生率はそれほど誤っているとは思えず、そしてこの教区に関する他の事情は、この記述を確証する傾向がある。八三〇の人口のうちわずかに独身者三人に過ぎず、そして一結婚当り七人の子供が生れている。しかもそれにもかかわらず、人口は一七四五年以来大いに減少していると想像されている。従ってかかる過度の人口増加の傾向は、過度の移住の傾向によって惹起されたものであることがわかる。筆者は非常に大きな移住のことを述べており、相当程度の生活愉楽品を享受している全種族が、単なる出来心や、また自己の主人となり自作人となるという空想から、蘇格蘭《スコットランド》各所より近年移住していると述べている。
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 1)[#「1)」は縦中横] Vol. iv. p. 308.
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 明かに移住の習慣により惹起されたかかる異常な出生率は、単にその人民の一部を除去するだけで一国の人口を減少するこ
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