〇年の人口)と九、二八七、〇〇〇(一八〇〇年の修正人口)との中項は、九、八八七、〇〇〇である。この後者の数を出生の平均で除すと、出生の人口に対する比率は一対三〇ではなく一対二九・五弱となるが、これは大きな相違である。
 同様にして、一八一〇年の人口を、それに先立つ五箇年間の埋葬の平均に一二分の一を加えたもので除すと、死亡率は約五〇分の一となるであろう。しかし出生に関すると同一の理由により、五箇年間の埋葬の平均をこの期間の終末の人口と比較すると、低過ぎる埋葬率とならざるを得ない。更にまた、今の場合において、埋葬の人口に対する比率が決して全期間を通じて引続き同一でないことは、周知のことに属する。事実上記録簿は明かに、この国の健康状態の改善と、十箇年間逓増的な死亡率の低減を示している。そして年出生の平均数は二六三、〇〇〇から二八七、〇〇〇へ、すなわち八分の一以上増加しているのに、埋葬はわずかに一九二、〇〇〇から一九六、〇〇〇へ、すなわち四八分の一増加したに過ぎない。しからば当面の目的のためには、平均死亡率を平均または中位人口と比較することが明かに必要である。
 十箇年間の埋葬の総数に一二分の一を加えれば、前述の如く、二、一一二、七〇四となり、また中位人口は九、八八七、〇〇〇である。後者を前者で除すと、埋葬の年平均の人口対比率は一対四七弱となる。しかし出生率一対二九・五、死亡率一対四七をもってすれば、一国の人口は年々全体の七九分の一ずつ加えられることになり、十年にして人口を、二八七、〇〇〇から一〇、五三一、〇〇〇に増加させ、国外での死亡四三、〇〇〇を残し、そして出生超過に基づく計算とほとんど全く一致することとなるのである1)[#「1)」は縦中横、行右小書き]。
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 1)[#「1)」は縦中横] 出生及び死亡が与えられている場合、一定時期から任意の期間を隔てた時期の一国の人口を推算する一般公式は、Bridge's Elements of Algebra, p. 225. にある。
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 Aは任意年数後の所要人口を示し、nは[#「nは」は底本では「mは」]年数、Pは一定時期の現在人口、1/m[#「1/m」は分数]は年
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