。、行右小書き]。人類の最も恐るべき荒廃と信じ得ざる破壊とが、かかる急速な征服に伴った。そして戦争がかかる暴威をたくましくするのに常にこれと歩調を共にする飢饉と流行病とが、ヨオロッパのあらゆる地方に猛威をふるった。かかる荒廃状態を目睹《もくと》した当時の歴史家は、これを表現する言葉に苦しみ当惑している。しかし言葉の力以上に、かかる野蛮人の侵入者の数と破壊的暴威とは、ヨオロッパの状態に生じた全的変化が、これを実証した2)[#「2)」は縦中横、行右小書き]。地球上の最も美しい地方を通じてかくも長期にかくも深刻に蒙ったこれらの恐るべき結果は、大部分、人口増加が生活資料よりも優れているという単純な原因に、帰し得るであろう。
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 1)[#「1)」は縦中横] Robertson's Charles V. vol. i. sect. i. p. 7. 8vo. 1782.
 2)[#「2)」は縦中横] Id. p. 10, 11, 12.
[#ここで字下げ終わり]
 マキアヴェルは、そのフロレンス史の冒頭に曰く、『ライン河とダニュウブ河の間にある北方地方の住民は、健康な多産的な気
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