た。力弱いデキウス、ガッルス、エミリアヌス、ヴァレリアン、ガリエヌスの治世は、かかる活路を与え、その結果として野蛮人の一般的侵入を蒙った。数ヶ年間にスカンジナヴィアからユウジンに移住したと想像されるゴオト族は、年々貢納を納めるということでその戦勝軍を撤退することに同意した。しかしロウマ帝国の富と弱点との危険な秘密が、かくして世界に暴露されるや否や、新らしい野蛮人の群は、ただちに辺境地方に荒廃の手を拡げ、そしてロウマの入口までも恐怖を蔓延させた3)[#「3)」は縦中横、行右小書き]。フランク族、アレマニ族、ゴオト族、及びこれら一般的名称に含まれている、もっと小さな種族の冒険者は、急流の如く帝国の各地方に乱入した。掠奪と圧制とは現在の生産物と将来の収穫の希望とを破壊した。長い一般的な飢饉に次いで消耗性の悪疫が起り、これは十五年間、ロウマ帝国の各市各州を蹂躪した。そしてある地方の死亡率から判断して、数年にして、戦争、流行病、及び飢饉は人口の半ばを奪い去ったものと考えられた4)[#「4)」は縦中横、行右小書き]。しかも移住の潮は依然北部から時々猛然とやって来た。そして相継ぐ武勇の皇子は、先代の
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