「3)」は縦中横] Id. c. v. p. 336.
4)[#「4)」は縦中横] Cook's Second Voy. vol. i. p. 289.
5)[#「5)」は縦中横] 〔Pe'rouse, c. v. p. 336.〕
6)[#「6)」は縦中横] Ibid.
[#ここで字下げ終わり]
マリアナ諸島においては、ゴビアン教父によれば、極めて多数の1)[#「1)」は縦中横、行右小書き]若い男が、オウタハイト島のエアリイオイ社の成員のような生活を送りながら、独身生活を送り、そして類似の名前で他のものから区別されていた2)[#「2)」は縦中横、行右小書き]。台湾島では、女は三十五歳以前には子供を産むことを許されない、と云われている。もしその前に懐姙《かいにん》するならば、巫女により堕胎が行われ、そして夫が四十歳になるまで妻は引続き父の家で暮し、ただ密かに会うだけである3)[#「3)」は縦中横、行右小書き]。
[#ここから2字下げ]
1)[#「1)」は縦中横] 『無限の青年』――Hist. des Navigations aux Terres Australes, vol. ii. p. 507.
2)[#「2)」は縦中横] Cook's Third Voyage, vol. ii. p. 158, note of the Editor.
3)[#「3)」は縦中横] Harris's Collection of Voyages, 2 vols. folio edit. 1744, vol. i. p. 794, この話は、忠実で相当聞えたドイツの旅行家のヨオン・アルベルト・デ・マンデスレーの伝えるところであるが、この場合は彼はモンテスキウが引用している(Esprit des Loix, liv. 23, ch. 17.)オランダの著者からこの記述をとったものだと思う。このような奇妙な慣習があることを確証するにはおそらくこの典拠は不十分であるが、私は全然あり得ないこととは思われないと思う。同じ記述の中には、これら人民の間には境遇の相違はなく、また彼らの戦争は流血を伴わず従ってただ一人の死がおおむね戦争を決定する、と述べてある。非常に気候が健康的であり、人民の習慣は人口増加に好都合で財貨の共有が樹立されているところでは、大家族から生ずる格別の貧困[#「格別の
前へ
次へ
全195ページ中72ページ目
小説の先頭へ
文字数選び直し
吉田 秀夫 の一覧に戻る
作家の選択に戻る
◆作家・作品検索◆
トップページ
登録
ご利用方法
ログイン
携帯用掲示板レンタル
携帯キャッシング