ゥかる租税が齎すべき農業労働の騰貴は、農業者によって前払されるであろうが、彼らは以前の同数の労働者を支持するために、より[#「より」に傍点]大なる資本を使用せざるを得ないであろう。このより[#「より」に傍点]大なる資本を、資本の通常利潤と共に[#「資本の通常利潤と共に」に傍点]、囘収せんがためには、土地の生産物のより[#「より」に傍点]大なる部分を、または同じことになるが、より[#「より」に傍点]大なる部分の価格を、彼がその手に留め、従って彼がより[#「より」に傍点]小なる地代を地主に支払うことが、必要である。この労賃騰貴の最終的支払は、この場合には、それを前払いした農業者の附加的利潤と共に[#「それを前払いした農業者の附加的利潤と共に」に傍点]、地主の負担する所となるであろう。あらゆる場合において、労働の労賃に対する直接税は、この租税収入に等しい額を、一部分は土地の地代に、そして一部分は消費貨物に、適当に賦課する場合に起るよりも、より[#「より」に傍点]大なる土地地代の減少と、より[#「より」に傍点]大なる製造財貨価格の騰貴とを、結局において惹起するであろう。』第三巻、三三七頁(訳者註)。この章句においては、農業者によって支払われる附加的労賃は、終局においては、減少せる地代を受取るべき地主の負担する所となるのであろうが、しかし、製造業者によって支払われる附加的労賃は、製造財貨の価格の騰貴を惹起し、従って、それらの貨物の消費者の負担する所となるであろう、ということが主張されているのである。
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(編者註)ここに、省略された次の一文が続く、『従ってこの労賃騰貴の最終的支払は、親方製造業者の附加的利潤と共に、消費者の負担する所となるであろう。』
(訳者註)引用は正確ではない。キャナン版、第二巻、三四九頁。
[#ここで字下げ終わり]
さて、社会が地主、製造業者、農業者及び労働者から成ると仮定すれば、労働者がこの租税に対して補償を受けるであろうということは、認められている。――しかし誰によってか?――地主の負担する所とならない部分を誰が支払うであろうか?――製造業者はそのいかなる部分をも支払い得ないであろう。けだしもし彼らの貨物の価格が、彼らの支払う附加的労賃に比例して騰貴するならば、彼らは課税前よりもその以後においてはより[#「よ
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