驕Bしかし私はこれに反し、これら表における年結婚が四人以上の子供を与えるときの方が、人口は危殆な状態にあるのだ、と云いたい。その場合には産児の半数以下しか結婚まで生存しないであろうが、もしそうであるならば、幾分でも大きな増加を生ずるためには、各結婚当りに異常な数の子供が生れなければならない。プロシアでは、結婚は極めて多産的であり、従って著しい子供の死亡率を見ながら、人口増加は停止しなかった。しかしこの死亡率そのものは好ましい基準とは考え得ない。そして急速な増加が進行中の他の諸国においては、年出生の年結婚に対する比率は、一般に、四対一というほどに高くなく、または普通の計算法によれば、各結婚は四人以上の子供しか産んでいない。』
なお直前のパラグラフは、かなりの加筆を受けた後、第三版以下では前章に再現している。二四五―二四六頁参照。
[#ここで字下げ終わり]
従って(訳註)、ある国の過去の人口を測定するに当って一定の出生率を仮定することが、いかに誤謬の基となりやすいかが、わかるであろう。今の事例においては、右の仮定によれば、死亡数から見て疫病《ペスト》により三分の一を失っているにもかかわ
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