オて、前年の結婚の半数より遥かに多いというわけではないけれども、疫病《ペスト》流行前の最終期の平均数よりは大である。一七一一年における出生の結婚に対する比率は、結婚数が比較的小であるため、前年よりは大であるけれども、三・六対一すなわち三六対一〇であるから、他国に比べれば大きくはない。しかし出生の死亡に対する比率は、かくも大きな比率の人民が結婚した前年よりは小さいけれども、二二〇対一〇〇であるから、他国に比べればなお異常に大である。この出生超過は、三六分の一という死亡率に基づいて計算すると、(二六三頁の第一表によれば)二一年八分の一で一国の人口を倍加するであろう。
この時期以後、年結婚数は減少した人口によって規制されはじめ、そして云うまでもなく疫病《ペスト》流行以前の平均結婚数以下にはなはだしく低下しはじめたが、これは主として年々結婚年齢に達するものの数が減少したからである。疫病《ペスト》流行の九年ないし十年後の一七二〇年には、偶然によるのか、または予防的妨げの作用がはじまったのによるのか、年結婚数は最少であった。そして出生の結婚に対する比率が非常に高くなったのは、この時である。一七一
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