ノ結婚する気になったものと、想像してよかろう。この莫大な結婚数は、おそらく、その年には、それに比例する多数の出生を伴い得なかったであろうが、けだし新婚の夫婦が同年中に一以上の出生をもたらし得るとは考えることが出来ず、残余の出生は疫病《ペスト》流行中死亡を免れた結婚から生じなければならないからである。従って吾々は、この年の出生の結婚に対する比率がわずかに二・七対一すなわち二七対一〇であるのに驚くことはない。しかし、出生の結婚に対する比率は大ではあり得なかったとはいえ、結婚数が異常に多かったのであるから、出生の絶対数は大ならざるを得ない。そして死亡数は当然に小であったであろうから、出生の死亡に対する比率は三二〇対一〇〇という莫大な数に上っている。これはおそらく、かつてアメリカで知られたものに匹敵する大きな超過である。
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1)[#「1)」は縦中横] 疫病《ペスト》以前の人口は、ジュウスミルヒの計算によれば(vol. i. ch. ix. sect. 173.)、五七〇、〇〇〇であったが、これから疫病の死亡数二四七、七三三を控除すると、その残り三二二、二六七は疫病後の人
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